10月も中旬となりました。
夏にたくさん実をつけてくれた夏野菜も、そろそろ終盤を迎えます。
夏野菜というのは夏にピークが来るだけで、畑にとっては1年を通して畑にあるものだったのですよね。5月に苗を植えて、雪が降る前に片づける。7月から10月くらいまではそれなりに実をつけてくれる夏から秋にかけての定番品です。
さて、タイトルにも書いた秋ナスです。夏はつやつやの柔らかいものなのですが、秋のナスは実が締まっているいるような気がします。気温が下がって一気に育たない分、ゆっくり育って濃度が濃くなったのかな。そのナスで定番のおかずを作っても、やはり感じが変わるのですね。
ピーマンとナスで作る味噌炒めは定番なのですが、夏は一気に豪快に炒めます。昨日、同じものを秋のナスで作ったのですが、油の中でゆっくりじっくり火を通して、炒め煮みたいになるんですね。同じものを同じような作り方をしているのに、出来上がった結果が変わるのは、季節に沿った変化を感じてなんとも楽しい。
素材も変わりますが、冷たいビールがおいしい時期と、温かいものがおいしいこの季節では求めるものも変わるのでしょうか。もう少し秋ナスは楽しめそうなので、名残のナスはネギと油揚げと合わせて具沢山の温かいにゅう麺を作ったらどうかな?
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